レポート|第1回森女×椿山荘ワークショップ
森女ミーティング開催
全国の「森と森の恵み」にかかわる女性(森女)たちが集い、企業や専門家と連携しながら森女たちの知恵と経験を生かした新たな商品やサービスの開発などを学ぶプログラム、森女ミーティングの第一回目が開催されました。椿山荘チームは椿山荘の眞田さん、森女メンバー6人でこれから全四回のWSとゼミ活動を通して林業などに従事する女性の社会的な存在価値の向上と林業界における多様な担い手の育成を目指していきます。
森女の自己紹介
第一回目は、初回という事もありこれからの活動を活発化させ、連携する企業の椿山荘と森女のメンバーのお互いを知り仲を深めてもらうためにアイスブレイクとして「マンダラート」を使用した自己紹介を行いました。自己紹介の形式は眞田さんの自己紹介には森女メンバーが質問を投げかけ、森女メンバーの一人一人の自己紹介に眞田さんが質問をしていきました。皆さんの人柄や生立ちだけでなく趣味・嗜好や暴露話などマンダラートに個性的なお題を持ってきて微笑ましい内容から関心してしまうような内容までジャンルの広い自己紹介でした。その中でも血液型が同じ人が多かったりお気に入りの旅行先が被っていたりなど共通事項で盛り上がり、これからのチームワークに期待できる内容も多々ありました。
企業紹介「椿山荘」とは
自己紹介の後は、眞田さんが椿山荘について丁寧に説明をしてくれました。椿山荘創業当時の山縣有朋が語った「美しい自然」の意思を今まで受け継ぎ現在の森のような庭園を都内に維持してきたそうです。自然をテーマにした活動は森女の皆さんと関連する話で苦労や思想など共感できる部分が多かったと思います。
椿山荘は自然を維持してきただけでなくアフターヌーンティーを初めて実施したり、ビアガーデンならぬシャンパンガーデンを開催するなど、他のホテルではやらなそうな試行錯誤した独自の活動にチャレンジすることで自らをブランディング化し高級感溢れるホテルを展開しているそうです。そんなチャレンジ精神が今回の森女とのコラボにも繋がりワークショップをしていく中でとても力強い存在だと感じました。
そんな椿山荘の眞田さんは普段から意識しているビジョンである客様・椿山荘・お取り引き様がwin-win-winの関係でいられることに、取り組みに力を入れている環境/地域を加えた4つのwinを今回の企画で考えているそうです。
プロジェクトのビジョンとミッション
椿山荘の紹介が終わると横山さんが企業の存在意義と企業が掲げるビジョンを説明し、今回の活動に企業と森女がコラボすることにどういった意味がありどのように椿山荘と森女チームが相乗効果を生み出していけるか改めて解説してくれました。
ビジョンを語る
最後に椿山荘チームのみんながどうのようなビジョンを持っているか共有するため、ローカルダイアログを使用してどんなまちに住みたいか議論しました。そこではまちの資産(子供・自然・文化)となるもの守りながら愛着を持てるようなまちにしていきたいといった声が多くあがりました。またただまちをを守るだけでなく成長できるような育てる環境を整えていくことが必要だというビジョンが見えました。
第一回めのWSを終えて森女メンバーから
無駄な時間がなくてコンパクトに進み時間があっという間に進んだ印象でした。
自己紹介やローカルダイアログは話やすい仕組みがあったので議論しやすく、終始楽しみながら参加できました。
一回目では椿山荘と私たちがどのように関わっていくのががいまいちわからなかったけど、眞田さんが素敵な人で協力的な印象だったので今後の活動が楽しみです。
レポート:遠山正一郎