レポート|第2回森女×椿山荘ワークショップ
今回のテーマは「コンセプトメイキング」〜どんな人に、なぜ届けたいのか〜
前回のWSで椿山荘の眞田さんからいただいた3つのテーマ案(森林環境を考えるワークショップ・環境・サステナブルライフに配慮した商品開発・収穫体験など食をテーマにした企画)を基に森女メンバーが今の思いを語りました。
「森林や環境について学びを得れるワークショップ」・「椿油を使用した美容に関する商品開発」・「国産材を使った記念品」など沢山の提案が出ました。
みなさんのテーマ発表を聞いてい環境意識が強いと印象を受けました。椿山荘とのコラボと言うこともあり椿を使用したアイデアや椿山荘でのイベントの提案も今のところこのチームの傾向になっています。
眞田さんレビュー
森女メンバーのお話を聞いて眞田さんは椿を使った斬新なアイデアにこれまでに椿山荘ではなかった視点に驚きを見せていました。その一方で椿のことに詳しい眞田さんだかこその椿を扱う難しさを語っていただきました。面白いアイデアだけでは必要事項が欠ける部分が多く、なかなk一筋縄ではいかない印象です。
横山さんの助け舟
ここで横山さんがアイデアをより深めるため、ユーザー目線のデザインではなくコンセプト主導の思考法をアルタミデとういイタリアの老舗照明メーカーを例にレクチャーしてくれました。
「ユーザー中心の考え方は電球に対して見つけた課題(電球がどうしたら換えやすくなるか)を解決するのに対して、コンセプト主導の考え方は理想的な未来(一人暮らしの女性が帰宅した際にどうしたら癒しを提供できるだろうか)を追求していくことであです」
つまりコンセプトとはヒト・モノ・コト・バの物語を作る行為であるそうです。
森女のみなさんが考える理想的な未来を実現するコンセプト
横山さんのレクチャーを参考に森女のみなさんにもコンセプトを発表してもらいました。考えやすいようにまずはじめに①ご当地キーワド②自分キーワード③椿山荘キーワードの三つのワードを紙を使用してマンダラートの中央に書いてもらい、コンセプトの種となるものをメンバーが探りました。
コンセプトの種が見つかったらそれをさらに
①このプランは誰のため?
②どんないいことがある?
③いつ、どこで、どんなふうに使う?
④このプランであなたは何をしますか?
⑤このプランのキャッチコピーとポイントは?
の五つに具現化していきます。
森女のみなさんは作業時間が短い時間ながらそれぞれのコンセプトを完成させアイデアがより具体的になってきました。今回のワークショップ前半に語っていただいた提案では大まかなアイデアで抽象的な内容が多く、実現性という意味では詳細が練られていなかったものの、このワークを通してみなさんの提案がどこに向かえばいいのか見えてきたと思います。
第3回WSに向けて
次回のWSは最後に語ったコンセプトをさらに具体的にして物語として繋げていくことがテーマです。次回までに行われるゼミを通して深みのあるコンセプトにしていきましょう!
レポート:遠山正一郎